モンブラン スターウォカーレジン 萬年筆の細字直しの依頼です。
MをEF位に調整、細字直しはイリジュウムだけを小さく研磨するのではなく、ペン先全体を細字に仕上げますのでペン先の横(肉厚)の部分も研磨します、これでペン先全体が細字になりバランスの取れた綺麗なペン先になりますが、このスターウォカーは14金ペン先にロジュウムメッキをしておりますので、ペン先の肉厚の部分だけが元の14金の色が出ますですが、ほとんど目立ちません。
モンブラン スターウォカーレジン 萬年筆の細字直しの依頼です。
MをEF位に調整、細字直しはイリジュウムだけを小さく研磨するのではなく、ペン先全体を細字に仕上げますのでペン先の横(肉厚)の部分も研磨します、これでペン先全体が細字になりバランスの取れた綺麗なペン先になりますが、このスターウォカーは14金ペン先にロジュウムメッキをしておりますので、ペン先の肉厚の部分だけが元の14金の色が出ますですが、ほとんど目立ちません。
ペン先ザラツキ直しの依頼です、見た目には何処と言って異常はありません曲がりも無く、ズレも無くイリジュウムも綺麗に揃っておりますので、インクのカスレも無く書けるのですが、ザラッとした感じで引っかかりあり書き味は大変悪い物がありました。
研磨不足それもイリジュウムの内側の角が当たる感じがあり、手にピリピリとした感覚がとても不快な物でした。
オーバーホール後にペン先全体の少しのゆがみの調整し、イリジュウムの再研磨をしました、この時イリジュウムを研磨しすぎてはいけません、形が変わるほどの研磨してしまうと再調整が難しくなります、今回この調整がオーナーの書き癖に合致しているとは限りません、その時は再度微調整出来るように常に余裕を持ようにしなければいけませんので、常にそのことを意識して調整します。
ペン先が赤く変色しておりました、このペン先は18金ですので75%の金と25%の銀・胴などの合金になりますので、この銀胴などが硫化・酸化で変色するものです、表面だけの物ですので磨けば元の輝きになります。
モンブランNo,149のインク出不良との事、インクを吸入した直後は出るがしばらくしたら出にくくなってきて、やがて出なくなるとの事での調整依頼です。
インクが出なくなる主な原因は、インク詰まり(かなりひどい)と紙の繊維、埃などがペン先とペン芯の間に詰まり出なくなる場合が主な物ですが、ペン芯その物が原因の事もあります、この万年筆は書き味も良くありませんでしたこれはペン先のズレが原因でザラツキ・ヒッカリ・インク出の不安定になります。
初めは書けるがやがてインクが出なくなるというのは、ペン先にインクを含んでいる間は書けるが胴軸内から次のインクが供給できなくて、ペン先にインクを送れないと言う事です、がちがちにインクが固まっている場合はまったく書けませんが、見た目にはそれほど詰まっているようにはみえない場合などは、しばらく放置しているとじんわりとインクがペン先にシミて来るような状態のときに起こる現象です、ペン芯その物が不良の時にも同じような現象になる事があります。
今回は、インクと埃、繊維などの詰まりが原因でした、ペン先の曲がり直しとインク出の調整と書き味の調整、そして最後に実際原稿用紙2枚分の試し書きをして問題のない事を確認しました、原稿用紙の試し書きはペン芯に問題のあった場合はこの試筆で判りますのでこのような場合必ず確認のために行います。
落としてペン先が曲がったとの事です、イリジュウムの際で曲がっております少し厄介です、このイリジュウムの際の曲がりは稀にですが直しの途中で折れることがあります。
慎重にゆっくりと、イリジュウムには出来るだけ触れないように精密なペンチ(専用)で曲がりを起こしてゆきます、高い倍率のルーペで確認しながらの作業ですが、それでもイリジュウムと金ペン先本体の接合部のヒビが見えないことがあります、残念ですがこのような時はペン先が折れることがあります。
今回はヒビも無くうまく直りました、ペン先に付いた傷を磨き、インク出の調整、書き味の調整で、又何年もご使用いただけます。
軸がかなり変色しておりますが、オーナーからは軸の磨きの依頼はされてませんがこのままお返しするのは忍びないと思い軸の磨きもしました。
今回は、ペン先の曲がり直しでも細字直しでもありません、写真ではどこが悪いのか分かりませんが、ザラツキがひどく、又インク出が安定しないとの事での依頼です。
30年位は経過しております、どのように使っておられたか分かりませんが、キッチリとペン先の調整してオーバーホールなど手入れすれば、名器No,149これからもまた数十年、存分に働いてくれる事でしょう。
写真では判りずらいですが、書き味も大変良くなり、インクでも安定しました、又赤く変色していたペン先は元の18金の輝きを取り戻しました、吸入器も大変スムーズに動きます。
昨年お求めとの事、まだ新しいモンブラン マイスターシュティック P149「M」ポイントの細字直しと書き出しが出ない(初筆切れ)との依頼です。
Mポイントが欲しいと、手に入れたがしばらく使って見た所やはり少し太いと感じたのと、書き出しが数ミリ出なく、その部分をもう一度なぞる事で気になりストレスの元になるとの事です。
万年筆はどのような条件でも、キャップを取ってペン先を用紙に落とした瞬間から、インクが出なければ本当にストレスになります、室内で使うとは限りません、外で書くこともあります、気温も高い低い、湿度も多い乾燥しているさまざまな条件下で使います、それでも常に気持ちよくインクが出なければ、イラッとします、又せっかく思いついた文章も途切れてしまいます、これは書き続ければ解消することもありますが、年単位のかなり長い時間がかかります、速やかに調整して気持ち良く使われることをお勧めします。
このP149、私が試筆した時には初筆切れは出ませんが、この萬年筆のオーナーが使うとその症状が現れますこれは書き癖によります、だからこのオーナーの書き癖が悪いのかと言うとそうではありません、たまたま合わなかったということです。
このモンブランP146 EFは2014年に販売した物です。
販売から9年が経ちインク出が少し多くなった様に思う、又ペン先が当初より太くなった様に感じるので、インク出を少し少なく、さらにペン先をこれも少し細くしてほしいとの依頼です。
ペン先のきり割がほんの少し広がっています、インク出が少し多くなった原因でしょう、またペン先は9年の間ご使用になられたので書き癖が付き太くなって来たものです。ペン先きり割を少し閉めて若干インク出を少な目に調整しました、ペン先は9年育ててきた書き癖を取らないように残しながら、細字直しをして極細に仕上げました。
これでまた10年以上も快適にご使用いただけるもの思います、もちろん当店で販売した物ですのでこの様にメーカーに出さない修理調整はいつでも無料になります。
インク漏れで尻軸にインクが漏れるとの修理依頼です、インクはパイロットの赤インクをご使用との事。
首軸部分、同軸・尻軸部分にも損傷はありません、吸入器にも異常がありませんでしたので、
ペン先書き味・インク出の点検とオーバーホールをしてお返しいたしました。
この万年筆は2016年8月に当店で販売した物ですので当然無料での点検調整になります。
地方からの依頼で書き味の調整の希望でした、メールからの依頼でしたのでザラ付いたり、ヒッカリなどがあるのかと思っておりました、修理品が届いて書き味の確認をした所それほど気にするほどの事もないような書き味でしたが、オーナーはやはり気になるようで更によい書き味を、ヌラヌラとして滑らかな書き味(書き心地)、安定したインク出を求めての依頼です。
当店から書き癖の利き手・角度・筆圧・インク出の好み等々の細かいところを聞き出し、ピンポイントでの調整になりました。
調整前後の筆記サンプルの写真とペン先の調整前後の写真とではほとんど違いは判りません、特にイリジュウムはほぼ変化がありません、イリジュウムの形が変わるほどの調整をしてはしてはいけません、何処を調整したのかと思う程度に控えめにしなくては、オーナーとの感覚がずれたときに再調整が出来なくなります。