万年筆の達人のお店 小野萬年筆

ブログ

2021/05/14
コラム

【ペリカン】万年筆 M400 茶縞 細字直し

続いてペリカンM400のEFの細字直しの依頼です。
「EF」と言えでもペリカンは結構太く感じますこのM400 茶縞のEFも決して太くないのですが、日本人には太く感じてしまうのでしょうか、漢字の文化には使いずらさを感じるのかもしれません。
細字直しの依頼はペリカンに限らず結構あります、太めのペン先から細く削り出しますので引っかかったりザラ付いたりはしませんが、やはり手に当たる感じは少し固く感じてしまいます、ですが削り出しの良いところは全くの自分好みの太さに調整出来るところでしょうか、たんに細くと言ってもピンピンに細くしインク出は良くするとか、EFとFの間位が心地よいのか、あるいはMとFの中間位でインク出は次の行に移った時に手に付かないくらいにとか、これはオーナーの好みで二つと同じものはありません。
他の筆記具には無い万年筆だけの特徴です、しかもこのように調整したものはオーナー以外には決して使い心地の良い物ではありません、この世にただ一本の物になります、これが萬年筆のだいご味ではないでしょうかPCの活字は読みやすいですが、個性豊かな自筆の文字は読むのに苦労するときもありますが何かを訴えてきます。
IMG_1453 (2)ペリカン400細字直し前-1
IMG_1454 (2)ペリカン400細字直し前-2
IMG_1455 (2)ペリカン400細字直し前-3
IMG_1456 (2)ペリカン400細字直し前-4
IMG_1469 (2)ペリカン400調整後サンプル
IMG_1464 (3)ペリカン400調整後-1-2
IMG_1465 (3)ペリカン調整後2-2
IMG_1466 (2)ペリカン調整後-3
IMG_1467 (2)ペリカン調整後-4
2021/05/13
コラム

【ペリカン】万年筆 M400茶縞 細字直し

ペリカン M400 EFをさらに細くとの依頼です。
もとよりEFとしては本来の元さですが、4ミリ程度の罫線の手帳に使用するので、国産のFからEFくらいの太さにならないかとの依頼がありました。
県外からのご依頼ですので、日頃使用される手帳に希望する太さのサンプルを試筆していただき万年筆に同封頂きました、さらにご自身でわかる範囲での書き癖
右利きか左利きか、ペンは縦てるか寝せ気味か、ペン先の背中は内向きか(体の方を向くか外向きか)、筆圧は弱めか強めか、インク出は多めが好きか少な目か
等を書いたものを同封頂きそれに沿って調整します。
インク出を少な目にとザラ付いたりカリカリした感じが出ないようにとの事でしたので、かなり難しい調整になりました。
IMG_1438ペリカンM400茶縞細字直し前-1
IMG_1439 (2)ペリカンM400茶縞細字前-2
IMG_1440 (2)ペリカンM400茶縞細字直し前-3
IMG_1441 (2)ペリカンM400茶縞細字直し前-4
IMG_1447 (3)直し後サンプル-2
IMG_1443 (2)細字直し後-1
IMG_1444 (2)細字直し後-2
IMG_1445 (2)細字直し後-3
2021/05/08
コラム

【ウォーターマン】旧型 万年筆 ペン先調整

旧型のウォーターマン 1990年前のル・マン100のシリーズです。
詰まりでインクが出ません、またザラツキがひどく書ける状態ではありませんでした。
オーバーホールにかなり手間取りました、又ペン先の左がハートポイントから先端にかけてうねるように曲がりがありました。
曲がり直しにインク出の調整で書けるようになりました、もう少しと思うのですが此のペンはここがたぶん一番良い状態だと判断し調整を終わりました、経験上これ以上の調整をしてもよくならないのとかえって悪くなりイリジュウムの寿命を短くすることになると判断しました。
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IMG_1436 (2)ウヲーターマン試筆
IMG_1433 (2)ウヲータマン調整後-1
IMG_1434 (2)ウヲータマン調整後-2
IMG_1435 (2)ウヲータマン調整後-3
2021/05/08
コラム

【ペリカン】万年筆 M800 緑縞 ペン先調整

ペリカン M800のペン先書き味の調整です。
ペン先のわずかなズレでザラツキと引っ掛かりがあり、インクのつまりもありました。  長い間そのままになっておりペン先回りが汚れております、オーバーホールとペン先の直しをしました。
調整前後の試筆ではインク出はあまり変わりませんが、書き味は格段に良くなっております、ヌラヌラとした書き味に安定したインク出で仕上がりました。
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IMG_1432 (2)ペリカン試筆
IMG_1426 (2)ペリカンM800調整後-1
IMG_1428 (2)ペリカンM800調整後-2
IMG_1430 (2)ペリカンM800調整後-3
2021/04/16
コラム

【モンブラン】万年筆 No,146 細字直し

今回はモンブラン No,146 OBのペン先をF~EFくらいまでの細字直しです。
譲り受けた万年筆ですが、前オーナーがインクを入れたまま長い間放置されており吸入器は全く動かない状態でした、まず時間をかけてじっくりと固まったインク溶かし分解し古いインクを洗い流すところから始めます。
オーバーホールの後斜めにカットされた極太のペン先を細くして行きますが、イリジュウムだけを小さく研磨しても細くなりません、金ペン先のハートポイント(ペン先の穴)からイリジュウムにかけての両脇から研磨し全体を細くします、ペン先その物を細字に仕立て直します、これで初めて細くなり形の良いペン先仕上がります。
通常一ランク位の細字直しですが、今回は”OB”のような特殊ペン先は、まったく使えないとの事と出来るだけ細くとのたっての依頼でしたので、そのような調整をしました。
IMG_1397 (2)細字直し前-1
IMG_1398 (2)細字直し前-2
IMG_1399 (2)細字直し前」-3
IMG_1400 (2)細字直し前-4
IMG_1401 (2)細字直し前サンプル
IMG_1408 (2)細字直し後テスト
IMG_1405 (2)細字直し後-2
IMG_1406 (2)細字直し後-3
IMG_1407 (2)細字直し後-4
2021/04/15
コラム

【モンブラン】万年筆 90周年記念モデル No,149 初筆切れ

90周年のNo,149の書き出し、途中のインク切れです。
見た目は問題ないように見えますペン先もそろってます、イリジュウムもきれいに見えます。
原因はイリジュウムの研磨のし過ぎによるイリジュウムの内側の取りすぎとペン先のゆがみになります、曲がりではありません原因はわかりませんが新品でもあります、これがありますとインクが掠れたり不安定になったりします、分解してみないと分かりません、今回は同時にイリジュウムの内側の研磨のし過ぎもありましたのでゆがみに気付かないでいきなりイリジュウムの研磨をしても改善されません、イリジュウムが片ベリしてペン先の寿命をちじめます。
まずは歪みを疑ってみてペン先全体の形を整える事からです、おおかたはこれできれいに書けるようになります、次にの研磨をしますがこれもイリジュウムの形が変わるような研磨はしません、必要最小限にとどめます。
今のこの調整が必ずオーナーの理想とは限りません、その理想に近づけるために再度調整が出来るように常に余裕を持たせるようにしております。
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2021/04/13
コラム

【モンブラン】万年筆 No,147 ペン先曲がり直し

モンブラン No,147 トラベラーのペン先曲がり直しです。
No,146と同じサイズ同じペン先ですがNo,146は吸入式に対し、このNo,147はカートリッジ式になり専用の革のペンポーチが付きそこにカートリッジインク6個が装填されるようになってます。
使用中机から転がって落としてしまったと事です、ペン先折れなくてよかったですですがイリジュウムの際で曲がっておりますので、曲がり直しの途中でどうしてもイリジュウムをペンチ(専用工具)で挟み起こしますのでこの時に、稀に折れることがありますこれは修理を実行してみなくてはわかりませんので、折れる場合もありますとの了解を得てからの修理になります(折れる確率は少ないのですが)。
今回はうまく直りますした、曲がったこともほぼ判らず復元出来ました。
曲がり直し前-1
曲がり直し前-2
曲がり直し前-3
曲がり直し前-4
IMG_1381 (2)曲がり直し後テスト
IMG_1377 (2)曲がり直し後-1
IMG_1378 (2)曲がり直し後-2
IMG_1379 (2)曲がり直し後-3
IMG_1380 (2)曲がり直し後-4
2021/04/09
コラム

【モンブラン】万年筆 No,149 14金 中白タイプ 
ペン先細字直し EFをEEF位に

今回は モンブラン 旧型NO,149 14金ペン先の曲がり直しと細字直しです。
EFのペン先ですが国産のEFと比べればかなり太いのとインクが多く出すぎるとの事でした。
このペン先はわずかに横に曲がっており、またイリジュウムの先端で開いておりそのせいでインク出も多く書き味も悪く使いずらい物でした、古いインクがこびりつきピストンの動きも悪くなっておりました。
まずは全てを分解し、古いインクを完全に洗い流し赤く変色したペン先を磨き、ペン先の曲がり直しを行いますこの時にペン先全体のゆがみも調整します、これを適当にしますと仕上がった時のインク出に影響を及ぼします、これらを調整点検して組み立ててからペン先の細字直しを行います。
今回はかなり細く仕上げました、国産のEFと同じくらいにと言う依頼でした、これくらい細くしても引っ掛かり、ザラ付などはありません。
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2021/03/30
コラム

【モンブラン】万年筆 作家シリーズ エドガー・アラン・ポー
           No,149 14金 中白タイプ

作家シリーズのエドガー・アラン・ポーは細字直しの依頼です、「M」から「F」位へとの依頼です。
イリジュウムだけを小さくすれば細くなり切らないのと、ペン先の形が悪くなり見た目が良くありませんので、ペン先全体を整えながら細字直しをして行きます。
No,149は書き出しが切れる(初筆切れ)との事でした。
共に調整後実際に原稿用紙にテスト筆記を行い依頼道理の仕上がりになっているか確認しました。
IMG_1295 (2)前
IMG_1300 (2)149・前
IMG_1300 (2)149・前
IMG_1334 (2)ポー後テスト
IMG_1333 (2)149後テスト
IMG_1336 (2)ポー後
IMG_1335 (2)149後
IMG_1330 (2)ポー後
IMG_1326 (2)149後
2021/03/18
コラム

【ペリカン】萬年筆 M800 緑縞

今日は、ペリカン M800 緑縞の胴軸のひび割れとペン先の曲がり直しです。
写真のように胴軸に大きくヒビが入っております、又写真では判りずらいのですがペン先もずれて曲がっております。
このペリカンは2014年にお求め頂いたものです。
胴軸はメーカーでの部品交換を依頼しますが、ペン先の曲がり直しは当店で行いました。
部品交換は有料ですがペン先曲がり直しは当店で販売した物ですので無料になります。
ペン先の直しは個人の好み(書き癖)が強く出ますので、対面もしくは癖をお伝え頂いての調整がベストとの思いで行っております。
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