万年筆の達人のお店 小野萬年筆

ブログ

2021/07/29
コラム

【モンブラン】万年筆 No,149 

モンブラン No,149 14金 タイプのペンポイント”EF”です。
これは昔のEFですので、現在販売中のEFとはとはイリジュウムの形状が違い今の物と比べれば太くなります、現在のEFは昔と比べればEEFに相当するのではないかと思います。
この14金タイプのNo,149はかなり古い物で製造中止してからでも40年程になりますが、一度部品交換をしておりますがこのように年代物でも部品を無くすことなく常に修理出来るとはさすがモンブランです。
入手してから何年も手入れはしてないとの事でした、インクも詰まり出なくなりもとより少し書き味が悪かったのでとの事で、今回ペン先調整と分解掃除の依頼をされました。
このようにきちんと手入すれば元の輝きが取れ戻せます、これでまた数十年相棒になる事でしょう。
ただしどのように品質の良い物でも定期的にお手入れはしてください、万年筆は洗ったり、書き味の調整をしたりとい言うことをされないオーナーが多いのですが、これも道具ですきちんと手入れすることによりいつも快適に使うことが出来ます。
オーナーでは出来る事は少ないですが、年に数回程度ペン先を水で洗う、吸入器に水を数回吸って出してをして中を洗ってください、これでインク詰まりはかなり防げます。
IMG_1839 (2)調整前分解図
IMG_1860 (2)直し後サンプル
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2021/07/27
コラム

【モンブラン】万年筆 No,149 14金 中白
【クロス】 ボールペン センチュリーⅡ 銀磨き

モンブラン 万年筆 No,149のインク詰まりと書き味の調整です。
ずいぶん昔に入手しインクを入れて書いていたがどうも書き味が悪いとの事で、その後放置したままになっていたとの事でしたが、最近になりまた万年筆を使いたくなり、引き出しから出してきたが吸入器が動かなくなっていたのでこれは無理に動かさない方が良いと思い、とりあえず見てほしいとの事で持ち込まれました。
何もしないで(触らず)まず持ち込まれたのは正解です、多くは無理に尻軸を動かし吸入器を壊す、内部部品を固まったインクで傷つけるなどで部品交換になりメーカー出しで高額な修理になります、万年筆は構造は単純ですが調整は専門知識がいります、ユーザーが出来る事は多くはありません。
書き味の悪さはイリジュウムの研磨不足でのザラツキ引っ掛かりで、初筆切れもありました。
オーバーホールとイリジュウムの再研磨をしております、これにより安定したインク出とヌラヌラとした滑りの良い書き味が甦りました。
クロス ボールペンは紛失した物と思っていたところ、カバンの中敷きの下に隠れており数年間行方不明になっていたとの事でした、キャップと口金が真黒く変色してたので自分で数時間かけて消しゴムで磨いたとの事でしたが、これ以上は綺麗にならないと事で磨きの依頼を受けました。
IMG_1812・MB149調整前-1 (2)
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2021/07/26
コラム

【モンブラン】万年筆 No,149・BB 

モンブラン No,149 「BB」14金 中白タイプの初筆切れ。
年代物ですがかなり綺麗であまり使ってないようです、BBということでかなり個性の強いペン先になります、たぶん昔にうまく書けなくてどこかでペン先を調整(研磨)されたのでしょうか?、基本四角いイリジュウムですが角はありません、これはイリジュウムの腹の部分を角のある研磨をして結果線の幅が細くなり、書き味も悪く初筆切れも直ってません、このような調整をしますとBB本来の縦線が太く横線が細いという変化のある楽しく個性のある文字が書けなくなります。
”B”・”BB”の角を取りますとただ太いだけのマジックインクで書いただけのようになります、やはりモンブランの特殊ペン先(B/BB・OM/OB/OBB)などはこの個性を理解してご使用いただくと、結構楽しい字が書けます。
ただし画数の多い文字は潰れますがそのようなことを気にせずどんどん書いてください、迫力のある面白い文字になります。
そうは言ってもご自身の書き癖に合わないものは使えません、調整の幅は少ないですがそれでも調整は出来ます、太いペン先はあなたの個性をより表現できます。
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IMG_1827 (2)調整後サンプル
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2021/07/19
コラム

【モンブラン】万年筆 No,P146 

インクかすれでご来店になられました。 ペン先には曲がりもズレもなく一見綺麗に見えますがイリジュウムの内側の研磨のし過ぎが原因でのカスレです、これは調整しない限り直ることはありません、イリジュウムの再研磨になります、又インク詰まりもありました。
どの様な状況かどのような修理調整を行うかとのお話をしている間に、実は少し太く感じるとの事お話がありましたので、それでは少し細くしましょうとなり”F”を”EF”位の細字直しになりました。
万年筆はご自分がこのような「使い心地に、書き味にしたい」が出来る唯一の筆記具です、自分の感覚手にぴったりと合った万年筆は本当に一生物になります、ボールペンやメカニカルペンシルにはそれなりの良さと機能はありますのでそれら否定するものではありませんが、一度万年筆の良さを知ってしまうとやはり他の筆記具には戻れなくなります。
IMG_1768 (2)調整前-1
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IMG_1785 (2)調整前後サンプル
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2021/07/16
コラム

【モンブラン】万年筆 No,149 ペン先直し

No,149のペン先曲がり直しになります。
見た目はわずかな曲がりですが、この曲がりはペン全体のゆがみがありハートポイント(ペン先の穴)からイリジュウムにかけて波打つように曲がりがあり、又イリジュウムの左右の大きさが違っており、曲がり直しだけではインク出が安定せずイリジュウムの大きさを揃えるために研磨をしました。
これによりザラツキ、引っ掛かりもなく安定したインク出でヌラヌラと書き味となりました。
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IMG_1766 (2)調整後サンプル
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2021/07/08
コラム

【ウォータマン】万年筆 セレニテ 細字直し

ウォータマン 旧型万年筆 セレニテ 2001年ごろ発売されたと思います。
木製のしかも緩やかなカーブを描いた独創的な万年筆、さすがにウォータマンのデザインは綺麗です、優しく手に添います。
今回は長い間ご使用いただきインクが詰まり出なくなったのと太く感じてきたので少し細くしたいとの事で、ご依頼を受けました。
古いインクを洗い流し細く研磨しなおしました「M」を「F」位の調整になります、このペン先は18金の上にプラチナのロジュウムメッキをしておりますので、細字直しをしますと、イリジュウムはもちろん18金の金ペンの両脇部分も同時に研磨し全体を”F”にしますので、ペン先の肉厚(横の部分)の分だけ18金の地金の色が出ます。
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2021/07/01
コラム

【モンブラン】万年筆 No,149 14金 中白タイプ ペン先曲がり

旧型のNo,149になります、キャップを外した状態でデスクから落としてしまい運悪くペン先から落ちたようようです。
ペン先は金で重いのでどうしてもペン先を下に落ちるようです、今回はイリジュウムの際で曲がっておりました。
このようにイリジュウムの際の曲がりは、イリジュウム自体をペンチで挟んで起こしますので稀にですがペン先が折れることがあります、又見えないヒビなどもあったりしますので慎重に集中しての作業になります、今回は完全に元に戻っておりませんがこれ以上に修正しようとすると、たぶんイリジュウムのところでペン先が折れるだろうと判断し、直しを終え書き味の調整をしました。
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IMG_1698 (2)調整後テスト
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2021/06/25
コラム

【モンブラン】万年筆 モーツアルトP114 細字直し

モンブランP114の「F」を「EF」位の細字直しです、このモーツアルトには「EF」の仕様がありません、持ち歩き手帳などへの書き込みに使用することが多いのですが、手帳などの5ミリくらいの細い罫線には「F」はちょっと太いかもしれません、それで当店にも良くEFへの細字直しの依頼があります。
画数の多い漢字を細い罫線に書くにはちょっと辛い物があります。
多くの方はペン先を細くするには交換しかないと思っておられるようでです、がご自身の一番心地よい太さに調整し、インク出、角度などを合わせることにより、このペンが本当に自分の物になりより長く愛用出来るようになります。
万年筆は他の筆記具では味わえない書き心地と自信の書き癖の付いた一本になります。
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IMG_1685 (2)調整前後ろテスト
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2021/06/24
コラム

【モンブラン】万年筆 No,149 14金 中白 ペン先細字直し

モンブラン 旧型 No,149 の「M」から「F」位いへのペン先細字直しです。
過去修理でキャップの交換しているようです、本来このタイプの胴軸にはつかないキャップがついております、インク漏れもありましたのですべてを分解し洗浄機で洗い再度組み立て、ペン先の細字直しになります。
オーナーの希望通りの細字、インク出、書き味に仕上がったと思いますが、後はお引き取り時の微調整になります。
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2021/06/23
コラム

【デュポン】万年筆 限定 Dライン ピカソ 410046 ペン先曲がり
      

デュポンの万年筆のペン先調整ということでお持ちになられました。
調整されたようですが、インク出・ザラツキ、引っ掛かりなどで書き味まだ良くないとの事です、イリジュウムも揃っており一見異常が無いように見えますが、ペン先を外しますとハートポイント(ペン先の穴)からイリジュウムにかけての中ほどでペン先が上下に波打つように曲がっており、又ペン先全体が下に少しお辞儀するように曲がってます、これが原因で不安定なインク出、ヌラヌラとした心地よい書き味になりません。
これらの直しをして形を整え、きり割を調整することで安定したインク出、滑りの良いヌラヌラとした書き味が戻ります。
ただこのペン先は14金の上にロジュウムメッキをしておりますので直しの途中で工具による傷が少し付きます、これを取るためペン先をバフで磨きますので、地金の14金の色が少し部分出てしまいます。
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