万年筆の達人のお店 小野萬年筆

ブログ

2021/08/27
コラム

【モンブラン】万年筆 No,149 インク出調整

No,149 18金中白のペン先です、太くなりインクも出過ぎとの事での修理調整です。
かなり古い物で、長い間にペン先がすり減り”F”がかなり太くなってきたのとインクが出すぎるための調整依頼です。
まず分解し古いインクを完全に洗い流し、ペン先の傷変色を磨き綺麗にしてからペン先のゆがみの調整、組み立てには古いシール剤を取り除き新しいシール剤で組み立て直します。
書き癖がついて太くなったペン先を元の”F”へ戻します、今回はそれより少し細目に仕上げましたインク出の調整をしてお返しになります。
このNo,149は一度軸・ペン芯・ペンカバー・キャップを交換しております、このペン先の時代ではない軸がついております、さすがモンブランです数十年前の物でもきちんと部品交換が出来ます。
No,149はモンブランの旗艦商品、ドイツ人の頑固さでしょうか安心してお勧めできます、握り心地の良さ・バンスの良さ・軸の素材の良さ仕上げの丁寧さどれをとってもやはりこれは最高でしょう、それを自分に合うようにきちんと調整しそれを使い倒す、決して大事な物だからと引き出しにしまったままにしてはいけません、
とにかく使ってください、生涯の相棒になります。
IMG_1941 (2)直し前の分解図
IMG_1959 (2)直し後のサンプル
IMG_1954 (2)直し後-2
IMG_1955 (2)直し後-3
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2021/08/26
コラム

【モンブラン】万年筆 No,146 吸入不良

年代物のNo,146の吸入不良/インク出不良/ペン先の調整との事での修理です。
故人の形見であり綺麗にしたいとの事で、オーバーホールとペン先調整の依頼を受けました。
インク入れたままで長い間そのままになっていたのでしょう、インク詰まりとペン先が赤く変色しておりました。
分解し超音波洗浄機で洗浄しペン先を磨き組み立て直し、インク出/書き味の調整をしてお返ししました。
万年筆は息の長い筆記具です、キッチリと手入れすることで数十年あるいは次の代までも伝えられるものです。
IMG_1943 (2)修理前
IMG_1950 (2)修理後サンプル
IMG_1945 (2)修理後-1
IMG_1946 (2)修理後-2
IMG_1948 (2)修理後-3
IMG_1949 (2)修理後-3
2021/08/07
コラム

【ペリカン】万年筆 M800 茶縞

ペリカン M800茶縞のEFです、2019年末ごろの発売だったと思います、結構人気があり早めに売り切れました、そのようなことでオーナーは当時手に入れられなくて探しいたところ、プレミア付きでしたが新品の茶縞があったそうです。
”EF”と言えども太く書き味も良くありませんでした、原因はキリ割が真っすぐ入ってなく左右のイリジュウムの大きさが違っておりました、このイリジュウムの大きさを揃えてインク出書き味を整える事で、細く滑らかに安定したインク出になりました。
輸入品は国産の物と比べますとどうしても太く感じます、画数の多い漢字細目の罫線などには使いずらく感じ事もあるようです、仕方ないとあきらめずご自身の書き味を追求されて納得の行く物を長く愛用されてはどうでしょう。
IMG_1841 (2)前-1
IMG_1843 (2)前-2
IMG_1844 (2)前-3
IMG_1845 (2)前-4
IMG_1933 (2)調整後サンプル
IMG_1928 (2)調整後-1
IMG_1929 (2)調整後-2
IMG_1930 (2)調整後-3
IMG_1932 (2)調整後-5
2021/08/04
コラム

【クレオ・スクリベント】万年筆 

クレオ・スクリベントの万年筆のペン先曲がり直しと細字直しの依頼です。
初めての調整依頼です、私は知りませんでしたがこの万年筆は旧東ドイツのメーカーで木製で高額品のようです。
見たところ他の万年筆と変わるところがありませんのでご依頼を受けしました、万年筆の構造は基本どのメーカーもさほど変わるものではありませんが、シェファーやウォータマンなどの一部に専用工具のいる物がありますのでそのような物は出来ないことがあります。
黒軸の方にペン先にも曲がりがありましたので、これを直してからの細字直しになります、茶軸はこのままオーバーホール後の細字直しになります、パイロットの”F”をサンプルとしてお持ちになりこのくらいの細字に仕上げてほしいとの依頼でした。
このように具体的に指示していただけると大変調整しやすくなります、今回も細さインク出滑りともに大変満足していただけました。
IMG_1797 (2)
IMG_1798前・黒軸-1 (2)
IMG_1802前・黒軸-5 (2)
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IMG_1893 (2)
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IMG_1889 (2)
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2021/07/30
コラム

【モンブラン】万年筆 No,149/145

モンブラン No,149 ペン先曲がり直しになります。
オーナーは机から落としてしまい、写真のように曲がってしまったのでペン先交換しかないと思って、当店に来られましたがこの曲がりなら十分に直る事をお伝えしました。
金ペン先の場合ヒビがあったり折れたりしてなければおおかたの場合直ります、ほぼ横向きに曲がっていても、下に向いていても上に曲がっていても直ることが多いです、ただイリジュウムと金のペン先の接合部に見えないヒビがあったりして直しの途中で折れる事もあります、このような場合はペン先交換になります。
金ペン先以外は、素材が硬いためほぼ交換になります、直しても磨きが出来ませんので傷が残ったままになります、ペン先直しはペンチ(専用の物)で挟みますので傷が入りますそれを磨いて傷を取りますので、スチールペン先は磨きが出来ません。
モンブラン No,145 インク出調整・漏れ・インク詰まり
原因は他メーカーのカートリッジインクの使用によるものでした、万年筆には問題ありませんでした。
たまに見かけますが他メーカーのカートリッジインクを使用して入る方がおられます、これは良くないですインク漏れ・万年筆のカートリッジの差し込み口の破損などいろいろな故障の原因になります、もしそのメーカーに希望のインクがなく他メーカーのインクを試したいとの事でしたらコンバーターをご使用ください、これならどのメーカーのインクも使えます、ただしインクと万年筆はメーカーが自社の製品に合うように考えて作っておりますので、他メーカーインクの使用は自己責任になります。
IMG_1863 (2)149・曲がり直し前-1
IMG_1866 (2)149曲がり直し前-4
IMG_1878 (2)149直し後サンプル
IMG_1871 (2)149直し後-1
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IMG_1867 (2)145直し前-1
IMG_1868 (2)145直し前-2
IMG_1883 (2)145直し後サンプル
IMG_1879 (2)145直し後-1
2021/07/29
コラム

【モンブラン】万年筆 No,149 

モンブラン No,149 14金 タイプのペンポイント”EF”です。
これは昔のEFですので、現在販売中のEFとはとはイリジュウムの形状が違い今の物と比べれば太くなります、現在のEFは昔と比べればEEFに相当するのではないかと思います。
この14金タイプのNo,149はかなり古い物で製造中止してからでも40年程になりますが、一度部品交換をしておりますがこのように年代物でも部品を無くすことなく常に修理出来るとはさすがモンブランです。
入手してから何年も手入れはしてないとの事でした、インクも詰まり出なくなりもとより少し書き味が悪かったのでとの事で、今回ペン先調整と分解掃除の依頼をされました。
このようにきちんと手入すれば元の輝きが取れ戻せます、これでまた数十年相棒になる事でしょう。
ただしどのように品質の良い物でも定期的にお手入れはしてください、万年筆は洗ったり、書き味の調整をしたりとい言うことをされないオーナーが多いのですが、これも道具ですきちんと手入れすることによりいつも快適に使うことが出来ます。
オーナーでは出来る事は少ないですが、年に数回程度ペン先を水で洗う、吸入器に水を数回吸って出してをして中を洗ってください、これでインク詰まりはかなり防げます。
IMG_1839 (2)調整前分解図
IMG_1860 (2)直し後サンプル
IMG_1854 (2)
IMG_1855 (2)直し後-1
IMG_1857 (2)直し後-2
IMG_1858 (2)直し後-3
2021/07/27
コラム

【モンブラン】万年筆 No,149 14金 中白
【クロス】 ボールペン センチュリーⅡ 銀磨き

モンブラン 万年筆 No,149のインク詰まりと書き味の調整です。
ずいぶん昔に入手しインクを入れて書いていたがどうも書き味が悪いとの事で、その後放置したままになっていたとの事でしたが、最近になりまた万年筆を使いたくなり、引き出しから出してきたが吸入器が動かなくなっていたのでこれは無理に動かさない方が良いと思い、とりあえず見てほしいとの事で持ち込まれました。
何もしないで(触らず)まず持ち込まれたのは正解です、多くは無理に尻軸を動かし吸入器を壊す、内部部品を固まったインクで傷つけるなどで部品交換になりメーカー出しで高額な修理になります、万年筆は構造は単純ですが調整は専門知識がいります、ユーザーが出来る事は多くはありません。
書き味の悪さはイリジュウムの研磨不足でのザラツキ引っ掛かりで、初筆切れもありました。
オーバーホールとイリジュウムの再研磨をしております、これにより安定したインク出とヌラヌラとした滑りの良い書き味が甦りました。
クロス ボールペンは紛失した物と思っていたところ、カバンの中敷きの下に隠れており数年間行方不明になっていたとの事でした、キャップと口金が真黒く変色してたので自分で数時間かけて消しゴムで磨いたとの事でしたが、これ以上は綺麗にならないと事で磨きの依頼を受けました。
IMG_1812・MB149調整前-1 (2)
IMG_1813・MB149調整前-2 (2)
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IMG_1829 (2)
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IMG_1817・クロス・センチュリーⅡ磨き-1 (2)
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2021/07/26
コラム

【モンブラン】万年筆 No,149・BB 

モンブラン No,149 「BB」14金 中白タイプの初筆切れ。
年代物ですがかなり綺麗であまり使ってないようです、BBということでかなり個性の強いペン先になります、たぶん昔にうまく書けなくてどこかでペン先を調整(研磨)されたのでしょうか?、基本四角いイリジュウムですが角はありません、これはイリジュウムの腹の部分を角のある研磨をして結果線の幅が細くなり、書き味も悪く初筆切れも直ってません、このような調整をしますとBB本来の縦線が太く横線が細いという変化のある楽しく個性のある文字が書けなくなります。
”B”・”BB”の角を取りますとただ太いだけのマジックインクで書いただけのようになります、やはりモンブランの特殊ペン先(B/BB・OM/OB/OBB)などはこの個性を理解してご使用いただくと、結構楽しい字が書けます。
ただし画数の多い文字は潰れますがそのようなことを気にせずどんどん書いてください、迫力のある面白い文字になります。
そうは言ってもご自身の書き癖に合わないものは使えません、調整の幅は少ないですがそれでも調整は出来ます、太いペン先はあなたの個性をより表現できます。
IMG_1788調整前-2 (2)
IMG_1789調整前-3 (2)
IMG_1790調整前-4 (2)
IMG_1791調整前-5 (2)
IMG_1827 (2)調整後サンプル
IMG_1822調整後-1 (2)
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2021/07/19
コラム

【モンブラン】万年筆 No,P146 

インクかすれでご来店になられました。 ペン先には曲がりもズレもなく一見綺麗に見えますがイリジュウムの内側の研磨のし過ぎが原因でのカスレです、これは調整しない限り直ることはありません、イリジュウムの再研磨になります、又インク詰まりもありました。
どの様な状況かどのような修理調整を行うかとのお話をしている間に、実は少し太く感じるとの事お話がありましたので、それでは少し細くしましょうとなり”F”を”EF”位の細字直しになりました。
万年筆はご自分がこのような「使い心地に、書き味にしたい」が出来る唯一の筆記具です、自分の感覚手にぴったりと合った万年筆は本当に一生物になります、ボールペンやメカニカルペンシルにはそれなりの良さと機能はありますのでそれら否定するものではありませんが、一度万年筆の良さを知ってしまうとやはり他の筆記具には戻れなくなります。
IMG_1768 (2)調整前-1
IMG_1769 (2)調整前-2
IMG_1770 (2)調整前-3
IMG_1771 (2)調整前-4
IMG_1785 (2)調整前後サンプル
IMG_1780 (2)調整後-1
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IMG_1784 (2)調整後-4
2021/07/16
コラム

【モンブラン】万年筆 No,149 ペン先直し

No,149のペン先曲がり直しになります。
見た目はわずかな曲がりですが、この曲がりはペン全体のゆがみがありハートポイント(ペン先の穴)からイリジュウムにかけて波打つように曲がりがあり、又イリジュウムの左右の大きさが違っており、曲がり直しだけではインク出が安定せずイリジュウムの大きさを揃えるために研磨をしました。
これによりザラツキ、引っ掛かりもなく安定したインク出でヌラヌラと書き味となりました。
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