作家シリーズ ジュール・ベルヌのインク漏れと吸入器の外れ直しになります、漏れはペンカバーの緩みでした、吸入器のネジ部分の外れが原因でした。
長い間のうちに共に緩んできたのでしょう、ペンカバーの交換をしてシール剤できっちりと締め付け、吸入器の調整後にこれもしっかりと緩み直しをしました、さらにペン先には曲がりではなく全体にずれがありましたので、ゆがみを直しますこれでインク出の安定と滑らかな書き味になります、長い間の使用中に知らず知らずにズレや緩みが出たりします、そのような時はそのままにせず重大なことにならないうちに早めのオーバーホールをお勧めします。
この様なお手入れをされれば、さらに何年も快適にご使用いただくことが出来ます。
今回は、2003年発売の作家シリーズ「ジュール・ベルヌ」です、万年筆14.000本、ボールペン12.000本、万年筆・ボールペン・メカニカルペンシルの3本セット4.500セットの発売でした。
初めて手にした時はなんと綺麗な万年筆だろうと思いました、ブルーの万年筆はこの時始めてのような気がします。 波のような地模様、これをギョーシェと言う事を初めて知りました、その上にブライトブルーのラッカー仕上げ、プラチナプレートの仕上げ、ペン先の模様は潜水夫のヘルメットの彫刻、天ビスの窪みは潜水艦、ノーチラス号の窓をイメージしてるとの事、久しぶりに手にする“ジューヌ・ベルヌはまだ新鮮さを失っておりません、綺麗な万年筆です。