万年筆の達人のお店 小野萬年筆

ブログ

2022/04/22
コラム

【モンブラン】75周年モデル No,146

今日は懐かしい、モンブラン 75周年モデル No,146 (75 Years of Anniversary Editions)
1924年に モンブラン マイスターシュティックが誕生しました、それから75年目を祝し1999年に特別なマイスターシュティックが発売されました。
これはその一つ スペシャルアニバーサーリーエディションになります。
このNo,146以外にNo,149・147(トラベラー)・145・114と販売されました、天ビスのマークの下にダイヤモンドを入れた特別感があります、これは本数限定ではありません、期間の限定です。
このスペシャルエディション以外にも、天ビスが真珠母貝の「エディション1924」(世界限定)が限定1924本のそれぞれの万年筆、とBP、SPなどがあります。
さらに「エディション75」これは世界で75本のみで、スケルトンのNo,149でプラチナの細い線で加工されており、外から見える部品に作家のサインが入っています、この時同時に時計(スケルトン)も発売されました。
発売からかなりの年月が経っておりますので、インク漏れ、ガイドの錆、ペンカバーの劣化などがあり交換後、インク出、書き味などの調整と磨きで、復活しました、これでまた数十年ご使用いただけると思います。
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IMG_2715 (2)146調整後サンプル
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2022/03/11
コラム

【ペリカン】万年筆 M400 緑縞 ペン先細字直し

ペリカン スーベレーン M400のEFをさらに細くEEF位にとの依頼です。
新しい万年筆でほぼ使用感はありませんが、オーナーには太くて使いずらい物に感じてしまい、出来るだけ細くしたいとの事でした。
元のEFのもそれほど太いわけではありまあせんが、ご本人は太くて小さな文字がつぶれてしまい、どうにも書きずらくストレスを感じるので、国産並みに細くしたいと事で、ザラ付いたり、引っかかったりせず、しかもインク出も潤沢でかすれずとの事でした。
これは細字直し以外の調整はありません、好みの太さに仕立て直しストレスなく快適にご使用いただける思います。
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2022/02/25
コラム

【モンブラン】万年筆 ゴールド No,146  オーバーホールと細字調整

モンブラン No,146の「F」を少し細く調整とオーバーホールの依頼です。
パーマネント インク ブルーを数年使っておられましたが、ペン先の汚れが目立つようになり、パーマネントをやめて染料インクに変えたいと、同時に最近小さめの文字を書くことが多くなり、”F"では少し太く感じるようになってきたとの事で、EFまでは細くしないでとの事でEFとFの間位に調整してほしいとの依頼でした、なかなかに難しい注文でした。
毎日たくさんの文章を書く人にとっては少しの感覚の違いも気になります、これはそのままにしない方が良いです、購入時はそのペンポイントがよくても使いこんで行くうちにもう少しこうなったら良いのにと思うことがあります、その時はやはりキッチリと書き味は追求したいものです。
このゴールド No,146は2年程前に当店でお求め頂いたものです、当然無料調整になります。
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IMG_2617 (2)調整後サンプル
IMG_2617 (2)調整後サンプル
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2022/02/09
コラム

ラミー L01 2000 万年筆 ペン先曲がり直し

ラミーのペン先曲がり直しの依頼です。
落とされて写真のように、ぐにゃりと下に向かって曲がってます、イリジュウムと金ペンの接着面にヒビがありませんので、曲がり直しが出来ました。
ただ、このラミ―のペン先は大変小さく、また14金ですが固くてペン先曲がり直しがしにくく手間取りました、直しをするにはペンチでペン先を起こしますので、どうしても細かい傷がつきます。
それ取るのに曲がり直しが終わってから磨きを掛けますので、表面のロジュウムメッキが取れて地金の14金の色が出ます、が書き味は元どうりあるいはさらに良くなったのではないかと思います。
このラミ―は当店でお求め頂いた物ですので、当然無償修理になります。

直し前-1 (3)
直し前-2 (2)
直し前-3 (2)
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2022/02/01
コラム

【モンブラン】万年筆 P149 初筆切れ

今日は、モンブラン・プラチナP149「M」の初筆切れの調整になります。
ひどく書き出しが切れると言うほどではありませんが、たまにあるいは行を変えたときなどに初筆が切れるとの事でした。
この万年筆は新しい物でまだ入手して数か月との事、しばらく使っていれば良くなると言われたとの事でしたが、まったく改善されなくて調整に来られました。
万年筆はキャップを取った瞬間にかけなくてはなりません、それもどのような状況でも、屋内、屋外、気温が高くても低くても、乾燥してても湿度が高くても、その人が必要な時にキッチリと、インクが出なくてはストレスになります、一度ストレスを感じるとそのことが気になり、そこばかり意識が行くようになり使うのが億劫になってきます、せっかくの萬年筆です我慢せずキッチリと調整して自分なりの書き味を追求してください。
今回の初筆切れの原因はペン先のゆがみと、イリジュウムの内側の研磨のし過ぎでした。
ペン先のゆがみはインク出が安定しません、初筆切れはイリジュウムの研磨が原因です。
ただし、この写真では調整前も後もほぼ変わりません見た目は変化はありません、特にイリジュウムなどは形が変わるほど研磨してはいけません、研磨は必要最小限で磨く程度でよいのです。
それでも書き味はうんと良くなります。
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2021/12/24
コラム

【モンブラン】万年筆 スターウォーカーレジン

モンブラン スターウォーカーレジン万年筆のインク途中切れ(カスレ)

 

常時ではなく時折インク切れを起こすとの事で、3回修理に出したが問題ないとの返事で都度ペン芯交換をして返却されるが、がやはり初筆切れ・途中切れを起こすとの事でした。

私も修理調整前にテストをしましたが、それほど問題ないように思えるのですが、これはそれを使う人が決める(感じる)事ですので、やはりどこかに問題があるのだろうと、色々と試したところ、ペン先が外向きになった時に時折カスレが出ました。

おそらくご本人も気が付かないのだろうと思いますが、書き進める内にペン先の角度が変わる時があるのだろうと思い、そのあたりを考え出来るだけ角度に汎用性を持たせられるようにイリジュウムの再研磨を行いました。

オーナーはかなり困っていたようで、字幅は変わっても良いのでとにかく切れないようにしてほしいとの希望でした、仕上がりは元の「F」のままの仕上がりでした。 原稿用紙2枚に試筆をしましたが全く初筆・途中切れはありませんでした。

万年筆は同じ物でも使う人によって書き味はそれぞれです、これは万年筆のみ持つ「方向性」によるものです、この方向性とオーナーの個性によってさまざま書き味が生まれます。

又この方向性によって使う間に、長く書くうちにオーナーの「書き癖」がペン先ついてきます、こうなったら占めたものです世界でただ一つの貴方だけのペンになります、人には貸さないでください、せっかくの書き味が変化する可能性があります、決してケチではありまあせん。

構造は単純ですがこれこそ万年筆の奥の深さでは無いでしょうか。

IMG_2420 (2)調整前サンプル
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調整後サンプル
IMG_2481 (2)調整後の原稿用紙の試筆
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2021/12/21
コラム

【モンブラン】万年筆 旧型No,149 14金

モンブラン No,149 旧型14金中白のタイプです、前オーナ-が1980年代に海外で入手され数回使用しただけでその後現在までずーと保管されていたとの事です。

インク詰まりとカスレがありましたのでオーバーホールとペン先調整を行いました。

軸の中にこびりつくようなインク詰まりではありませんが、ペン先とペン芯の間に頑固なこびりつきがありました。

とにかく長い時間が経過しておりますので万年筆を壊さないように、このこびり付きを外すのに結構な手間がかかりましたが、うまくオーバーホールが出来ました。

後は現オーナーの指示通りに書き癖に基づき、インク出・角度などのペン先調整をするだけです。

数十年経過しておりますが、保管が大変良かったのでこのようにキッチと手入れすればさらに数十年付き合う事が出来ます。

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IMG_2471 (2)後サンプル
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2021/12/20
コラム

【ペリカン】万年筆 旧型 緑縞

ペリカン 旧型 緑縞 ペン先細字直し

このペリカンの年代はどれ位でしょうか、かなり古いという事は判りますが、ペン先をもっと細く国産の「F」位にならないかと、サンプルになる万年筆をお持ちになってこの位に仕上げてほしいとの事でした、このような具体的な依頼は大変助かります。
ペン先のズレ(曲がり)を直し、赤く変色したペン先を磨き元の輝きを取り戻し手の仕上げです。
ただ、この古いタイプのペリカンはペン先を細くするとザラツキ、引っ掛かりが出やすくなりますので気を使います、ペン先に聞きながらの手探りの調整になります。

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IMG_2450 (2)後サンプル
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2021/12/18
コラム

【モンブラン】万年筆 旧型 No,149 14金

No,149 14金中白 ペン芯の交換

ペン芯折れとペン先曲がり直しの依頼です、かなり古い物でメーカーに出せば修理はしてきますが、ペン先以外はおおかたの部品を交換してきます、オーナーはペン芯だけの交換とペン先直しを希望されているようですが当然このような古い部品はありませんので、ご自身で破損した部分の部品を探してそれを持ち込まれました、よく入手できたと思います、このNo,149は全て当時のオリジナルですので、新旧の部品が入り混じるのはやはり違和感があります。
この修理調整で40年前の発売当時の姿に戻りました、現行商品はそれはそれで美しいのですが、このように年代物には傷やシミにも思い入れもありますので当時の姿が戻りますと、愛おしく感じると思います。

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2021/12/17
コラム

【モンブラン】万年筆 旧型 No,12黒

50年以前のかなり古いモデルになります、18金ペン先でこのモデルには4色あり「黒・赤・グリーン・グレー」がありました、今回は首軸、胴軸、吸入器などに損傷が無くペン先だけでしたので修理が出来ました、これだけ古くなりますと部品は一切なくどこかが破損しますと修理不可になります。
メーカーに出しますと、ドイツ送りになり出来たとしてもかなりの高額修理になります、今回はペン先曲がり直しとオーバーホールで元どうりになりました。
オーナーのこれまでの丁寧な扱いが幸いしたのかなと思います。
このタイプには同じ18金で一回り太いNo,14があります、さらに金キャップのNo,72・No,82・No,74・No,84と言うモデルもあります、それぞれに4つの色がありました。 ペン先が14金になりますと品番がNo,22になり、さらに一回り太いNo,24と言うモデルになります。
このタイプはペン先の腰が柔らかいと言いますかペン先に粘りがあり、書き心地良いと人気があり当店も修理依頼を受けますがますが、何せこれだけ古くなりますとほぼ完品のもは無くほとんどが修理不可でお返しするこになります。
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