「F」細字と言う事で入手され暫らく使っていたそうですが、やはり太くインク出も多くかなり使いづらく感じ、このままではストレスを感じるとの事で、自分の感覚に合うよう細字にしたいとの事での依頼です。
万年筆は工場から出荷される時は、インクが出る事は確認しますが、使用される個人の個性に合わせる事は出来ません、出荷時の調整のまま使えれば良いのですが必ずしもそれを使う人に合うとは限りません、昔は万年筆を購入するときはそれなりに詳しい親爺?がおりオーナーの感覚やら使い道やらなぜその万年筆が良いかなどあるいは気を付けるべき所などの話しをしながら、最も合うと思われるものをお勧めし、又その場で調整などして販売した物です、なぜなら万年筆は100%アナログですので、メーカでは個人に合わせて調整しての出荷は出来ません、これは本来販売店の仕事になります。 販売店ではオーナーの好み希望を聞き出し(ご自身気が付いてない所まで)いくつかの万年筆をプレゼンします、利き手を見てインク出・角度・捻り具合・普段使用する用紙などに合わせて調整してゆきます、この様に自分だけの一本になった万年筆は他に代えがたい筆記具になります、もうボールペンには戻れないと言うお客様が多くおられます。
日々販売、ペン先調整をしておりますと、なんと多くの人が我慢をして、あるいは書き味に妥協をしながら使っておられる事と思うことがあります。
当店にも万年筆は初めてでどの様な物を選んでよいかわからないと言うお客様が来店されます、そんな時はまずペンケースからカバンから出した時に「楽しい」と感じる万年筆を選でください、それをキッチリと調整する事で本当にあなたの一本になります、ですが此の調整はゴールではありません、これからより良いペン先を育てて行くスタートになります、スタートの時点でストレスを感じるようでは、何十年の付き合いは出来ません本当の一本にはなりません、他の筆記具と違い万年筆は少しだけ手間がかかります、その手間は当店が引き受けます。




























































































